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荒金治の書作品(2023作)。6尺(180㎝)×2.6尺(78㎝)の作品です。
「天機自動、往々多入神解。」。中国の清の時代の王澍の残した言葉です。『論書剰語』の中に出てきますが、前後の内容はこのようになっています。「昔の人の気軽に書いたような字がとてもいいい。それは書くことに意識が行っていないから。だからこそ、天機が自然に生まれていて、神妙な悟りの境地に達していることがよくある。」そのような作品として、王羲之の「蘭亭序」や顔真卿の「三稿」をあげています。天機とは、天地自然の神秘と字書にありますが、天地自然の神秘が自ら動き出す。神がかった境地に入る小尾が多いという意味です。書くことは目的ではなく、気持ちとか心の状態を伝えようとするときに、良い作品が生まれるという意味なのだと思います。
現在は額に入れていませんが、注文が入り次第新しい額に入れます。(額込みの値段です)表装についてご希望がありましたら、その時にお伝えください。