アイテム詳細
荒金治の書作品(2021作)。額の大きさ縦240㎝、横58㎝。作品の大きさ縦232㎝、横55㎝。
弓道に関する言葉です。「射裡顕現」弓を射るその姿(射法八節)に現れ出してくるのが立禅と言われる弓道であるという意味で、阿波研造先生の言葉です。弓を射る姿に品格が現れてくるということとつながるのですが、日々努力を重ねているところです。「裡」の字については、隷書の時代には使用例がなく、同字である「裏」を使用しています。「衣」の中に「里」を入れるか、「衣」へんの横に「里」を書くかの違いです。書道の歴史の中では、例えば空海が、「海」を「毎の下に水」と書いた例などもあります。
草書の作品もありますが、ここでは、左側の隷書の作品です。