2024年の中国の書道関連雑誌 一部分
2024年の雑誌が届きました。
書法叢刊 1-6
書法 1-12
中国書法 1-12
文物天地 1-12
歴史研究 1-10
文物 1-12
文史 1-3
中国史研究動態 1-6
歴史研究 1-10
江漢考古 1-5
中国史研究 1-4
青少年書法・少年 1-12
青少年書法・青年 1-12
これから見るのですが、特に気になった論文のタイトルと内容を少々紹介します。
文物天地2024年第3期には、張建文氏の「海昏侯劉賀墓出土「海」字銅印新釈」
文物天地2024年第4期は、表紙が封龍山頌の拓本です。データ時代の碑帖ブームとして、6つの論文、馬王堆の特集で、6つの論文が掲載されています。さらに、雷錦涛氏の「李柏文書の史学と芸術の価値を再考する」という論文があります。
文物天地2024年第10期には、「再談『蕭翼賺蘭亭図』」があります。新しく発見された『蕭翼賺蘭亭図』とこれまでの資料を合わせて考察しているようです。歴代の28件の『蕭翼賺蘭亭図』表に整理されています。
考古2024年第8期には「江蘇徐州市土山二号漢墓発掘簡報」があり、石刻文字の拓本や封泥を見ることができます。
考古2024年第12期には「西安市長安区上塔坡村唐代韋推家族墓」があり、唐の墓誌銘を見ることができます。
文物2024年第1期には「湖北荊州鳳凰地遺址西漢墓(M24)発掘簡報」と「湖北荊州鳳凰地遺址M24出土西漢告地書」があり、簡牘の図版がいくつかあります。
文物2024年第2期には、「睡虎地漢簡『日書』述要」と「睡虎地漢簡『日書・星官』及相関問題」があり、いくつか図版もあります。
文物2024年第5期には、「湖北雲夢鄭家湖墓地西漢墓(M362)発掘簡報」があり、木牘が一つ出ています。(M362:2)前漢初期の文字が見えます。
文物2024年第7期には、「陝西西安郭庄北周乞伏永寿夫人姚氏墓発掘簡報」では、559年の墓誌があります。拓本資料が1/4の大きさで掲載されていますが、文字が縁取り、双鉤のようになっています。
文物2024年第9期には、「陝西西安北里王漢代積沙墓発掘簡報」では、文字が書かれた磚があります。息の長い波磔が使われています。年代は前漢晩期とされています。
文物2024年第10期には、清華大学蔵の竹簡についての論考が3つあります。
文史2024年第3期には、「従居延城到西海郡:両漢居延経営考」(劉安皓)があります。
書道の雑誌は、当たり前のように書道のことばかりなので、また少しづつ紹介していきたいと思います。ここでひとつ紹介したいのは、中国書法の第5期、書法の5期に特集されているのが郴州西晋簡であるということです。図版もたくさん出ています。西晋の簡牘の出土がこれまで少なかったので、2003年から2004年にかけて出土したこの資料はとても貴重です。この掲載は2023年12月14日、15日に郴州にて開かれた「西晋簡牘之風華——郴州簡牘書法研討会」と関連があるのではないかと思います。
今回の投稿は以上です。皆様の検索にひっかかってくれることを祈っています。この内容はほんの一部なので、書道の研究に必要な資料があれば、ぜひご連絡ください。
2025年3月30日