成果はいつ出るのか | KSHO

BLOG & INFO

書道教室

成果はいつ出るのか

書道教室をしています。

月曜日午後2時から5時。別府市緑丘町公民館。

月曜日午後6時から9時。別府市東荘園5丁目8―5。

この二つは固定です。あとは、火曜日と木曜日の7時半以降、予約を入れてみてください。

連絡先:09059368631

(公式アカウントです。)

書道教室で一般的に成果がいつ出るのかということが大事にされているのではないでしょうか。

僕が考えるに、3年は待ってほしいなと思うのです。3年続けて全く駄目だったら、この教室はよくないとか言われても、受け止めます。

その成果とは、気持ちの満足度なども入ると思っていますが、初めてすぐに満足できるようなものではないと思っています。

ただ、自分のペースを作っていくお手伝いができればいいなと思っています。

中国でも、「速成」コースというのが存在しますが、それができる先生はやはりすごいです。でも、それは先生の腕が試されているわけで、生徒さん本人のペースがあるのかは、よくわかりません。

ただ、生徒さんのペースでするというのは勇気が必要です。こちらのペースで持ち込むのではなく、生徒さんのペースに合わせながら、一緒に歩いていくということです。まずは生徒さんが、これがしたい、あれがしたいと自由に発言できる環境を作るべきだと思うのです。

お手本は書かないといいましたが、はじめに先生の方から決めて書くということはしないということです。生徒さんが書いていて、それを書くというのはあると思います。一番いいのは、生徒さんの方から、書いてください。という言葉が出てくることです。その時は、先生だったらこれをどのように書くのだろうという気持ちで取り組むことができます。それを見た結果、では、私はどうするか、、と考えるのです。その時に、先生の書いているのがすごいと思ったら、お手本のようにしてもいいと思います。そして、ある程度できるようになったと本人が思えば、お手本から離れて、また自分で取り組むといいでしょう。それは、臨書でも創作でも同じです。

生徒さんが自立していると思えるような環境を作りたいと思うのです。

そういう意味で、3年続けてみると、どれだけ自分でできるようになっているのか、想像しただけでも楽楽しみで仕方ない。そう思いませんか?

これは、理想です。いろんな状況の人がいると思うので、自由におっしゃってください。柔らかく対応したいと思っています。

一緒に歩む仲間になりたい。というのが本音です。

この記事の著者

荒金 治

1974年3月18日生まれ。父である書家荒金大琳に師事。大分県別府市出身。別府大学を卒業後、中国北京に留学する。北京語言学院で中国語を学び、北京大学での本科(学部)・修士課程を経て、北京師範大学で博士号を取得。これまでに、別府大学、別府市立別府商業高等学校、北京語言大学で教鞭をとった経験があります。書道について思考してきたことを、言葉にしていきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2023 有限会社 啓照 All rights Reserved.