書道教室 今の状況(2025年1月13日)
2021年7月に教室を始めて、これまでに60人が参加しています。今日はその後報告をしていきます。回数は、合計275回、つまり、一人平均4.58回となります。
現在のところ、30回を超えた人は1人、20~29回は1人、10~19回は5人、10回未満の人は53人です。今のところ、1回は19人、2回は13人、3回は5人、4回は2人ということを考えると、3回目に来ることができた人の多くが続けることができていると言えるのではないでしょうか。一桁でしばらく来ていない人は、一期間頑張ったけど、生活のリズムの中での通いが確立できなかったのかもしれません。9回の人は3人いますが、もうすぐ10回です。10回以上来ている人は、(中にはしばらく来ていない人もいますが)これからの発展が楽しみですね。皆さん頑張っていきましょう。
いつ来てもいいように、1時間1000円(月曜日の公民館のみ1回1000円)でしていますので、いつでも来ることができるし、いつでも来なくなることもできるという利点?があります。これまで通り、自分を縛らずに、行きたいときに行く教室という感じで続けていきたいです。去年の初め、目標を100人にしていました。60人に届いたということで、目標達成率60%で、合格です。2025年は100人に届くように頑張りたいと思います。
教室でしていることは、本当に自由です。基本的には、個々で取り組みたい古典を決めて、臨書を中心に自分に向き合っています。一つのことに何時間も取り組むタイプもあれば、どんどんいろんなことに挑戦をするというタイプもあります。また、一つの古典ではなく、書きたい文字を書いていくという人も何人かいます。自分のスタイルで書に取り組むことができている教室と言えるでしょう。僕は、そのサポートができればいいなと考えているので、こちらからいろいろな提案はしますが、決めるのは自分だと思っていてください。
競書雑誌「書の道」に参加している人も、増えてきました。毎月ありますが、大人1回500円、高校生以下1回300円です。始めたら毎回提出するので、モチベーションになっている人が多くいます。毎月しっかり筆をもつぞ、と考えている人にはお勧めです。負担に感じない程度で、いろいろなことに取り組んでいけるといいですね。
そのあと、このメンバーの中には、そのほかにも別府市美展、大分県美展、高野山の競書展、創玄展、毎日展などの展覧会に参加している人もいます。自分のペースを作りながら、そのペースにあった展覧会に参加していければいいのかなと思いす。参加すればするだけ、面白くなると思いますが、負担に感じる瞬間も出てくるかもしれません。展覧会に関しても、無理なく、書道が好きだという思いを大切にできる範囲で、参加していきたいです。
展覧会が書道のメイン行事のようなイメージになっている人もいるかもしれませんが、書道のメインはあくまでも、日ごろの積み重ねです。臨書と創作のバランスを築きながら、いろんなことをやっていきましょう。作品を書いて友達にプレゼントしたり、筆の文字で友達にメッセージを書いたりといった行動の方が、展覧会よりも重要だと思います。そういう日常が築けていれば、どんなに多くの展覧会があっても、書に対する情熱は冷めることはないと思います。
書は自分を見つけるための行動、自分を形成する手段であるということを考えてほしいです。自分で考えて自分で取り組む。そのお手伝いをしていきたいと思っているのが僕です。これからもよろしくお願いします。