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臨書の方法

臨書と言ってもいろんな方法があります。ここでは、1つおすすめの方法を紹介します。まずは臨書をしたい古典を選んで、臨書したい文字を一字決めます。まずは、それを書いてみましょう。書いた後、自分の字と古典の字を比べてください。全く同じだったら、いきなり100点です。でも、どこかに違うところがあるかもしれません。ひとつづつ見つけていきましょう。一つ気がついたら、そこだけを修正してください。そして、そこができるようになったら、もう一度その字を書いて、もう一度見比べてみます。他に違うところがないかじっくり見てください。そしてそこを修正する。この繰り返しを、何回もしていきます。「全く同じになった」「もう満足」とか「もういやだ」「疲れた」という感じになった時が、合格のサインです。「同じになった」というのは、もちろん合格ですよね。「もういやだ」「疲れた」というのは、合格ではないと思うかもしれませんが、それは合格からさらに上へ行こうとしている証なんだと思います。ちょっと「がんばった」証拠です。そういう時は「合格」したと判断しましょう。前回触れましたが、合格点は自由に決めることができるのですから。

ここまでの段階では、見ながら書いたり、自分で書いたりしていますが、合格した後は、何も見ずに、書いてみましょう。書いた後に、もし気がつくことがあれば、もう一度修正したり繰り返し先ほどのことをしてみましょう。古典の文字と同じ文字が書ければもちろんいいですが、古典を見ながら書いた時と同じくらいの字を何も見ないで書けていれば、本当に合格です。目を閉じても、古典の画像が頭に浮かんでくれば、OKです。そして二字目。同じことをします。二字できたら、二字を何も見ないで書いてみましょう。ここまで頑張ったら、けっこう書けるもんですよ。時間は個人差がありますが、はじめは1字や2字で1時間くらいかかるかもしれません。(この前の教室では、1時に3時間くらい使った人もいました。)もちろん早く進む人もいるでしょう。そういうのも含めて個性ですよね。1か月2か月続けていたら、100字200字といった内容を何も見ずに書けるようになるでしょう。そのくらい書けるようになれば、文章の内容も気になる人も出てくるだろうから、内容について一緒に話をしたり、時代背景について話ができるようになります。書けるようになって、そういうことがわかってくれば、もっと面白くなるのは確実です。

 簡単に説明しましたが、出来そうだなと思った人はぜひやってみてください。一人で不安だなと思う人は、一緒にやりましょう。荒金治の書道教室では、生徒さんがやりたいことをするということを大切にしています。一緒に臨書をしたいという人がいたら、もちろん大歓迎です。1時間1000円でしていますので、時々一緒に、あとは一人でというリズムで臨書に臨むのもいいでしょう。大分県内は訪問も可能ですし(車で移動しますが、移動時間も1時間を超えたら、1時間1000円にさせてもらいます)、県外海外であれば、オンラインでということも考えています。いろんな人と臨書できたらいいなと思っていますので、遠慮なく声をかけてみてください。(電話:09059368631)

’このラインでも、申込できます。

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